日経平均は91円高と反発、終値で7年7カ月ぶり1万8000円台回復
16日の日経平均株価は前週末比91円41銭高の1万8004円77銭と反発して取引を終え、終値としては07年7月24日以来約7年7カ月ぶりに1万8000円台を回復した。
欧米株高を好感した買いが先行した。寄り付き前に発表された14年10-12月期GDP(国内総生産)が市場予想を下回ったうえ、今晩の米国休場や17-18日開催の日銀金融政策決定会合などを前に見送りムードも広がって伸び悩む場面もあったが、フシ目割れの水準では押し目買いが入り底堅く推移した。
業種別では、三井住友フィナンシャルグループ <8316> など銀行株や、野村ホールディングス <8604> など証券株、T&Dホールディングス <8795> など保険株、アイフル <8515> などノンバンク株など金融セクターの上昇が目立った。
個別では、国内工場の新設や研究所の拡充計画を明らかにしたファナック <6954> が高い。15年9月期の業績・配当予想を上方修正したオープンハウス <3288> 、15年3月期業績予想を上方修正した関東電化工業 <4047> や大豊建設 <1822> なども堅調。15年12月期で営業益8割増予想のイトーキ <7972> も買われた。
半面、建設技術研究所 <9621> は15年12月期業績予想の増益率鈍化が売り材料視された。15年12月期で営業減益を見込んだリブセンス <6054> も軟調。(編集担当:宮川子平)
16日の日経平均株価は前週末比91円41銭高の1万8004円77銭と反発して取引を終え、終値としては07年7月24日以来約7年7カ月ぶりに1万8000円台を回復した。
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2015-02-16 15:00