【今週の注目銘柄】ソチ五輪控え、スキー場運営も手がける日駐

 日本駐車場開発 <2353> の14年7月期第1四半期決算は、売上高が前年同期比33.4%増の30億6300万円、営業利益が同58.1%増の3億1200万円だった。  同社は駐車場が主力だが、スキー場も運営している。スキー場の運営で課題は、雪の降らない夏場。同社の場合、オールシーズン向けのスポーツ施設や、スポーツ合宿施設として活用した。このほか、サバイバルゲーム施設で荒天時にも利用できるよう利便性の向上を図り、グリーンシーズンの集客が順調に増加。第1四半期ではスキー場運営事業で大幅な増収を確保、赤字幅も縮小した。  通期では、売上高150億円(前期比11.6%増)、営業利益24億円(同18.7%増)を計画。配当は期末一括で2円50銭(1対100の株式分割を考慮)を予定しており、予想配当利回りは2%台半ばになる。  ロシアのソチで2月7日から冬季五輪が開催される。スケートやカーリングなど氷上のスポーツも注目度は高いが、冬のスポーツといえばスキーやスノーボードなど雪山での滑走だろう。日本人選手の活躍でスキー人口の減少に歯止めがかかれば、冬のスポーツを応援する企業にとっても追い風だ。(編集担当:宮川子平)
日本駐車場開発の14年7月期第1四半期決算は、売上高が前年同期比33.4%増の30億6300万円、営業利益が同58.1%増の3億1200万円だった。
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2014-01-26 10:00