日経平均は55円安で寄り付く、ギリシャ懸念で利益確定売り
17日の日経平均株価は前日比55円07銭安の1万7949円70銭で寄り付いた。前日に終値で1万8000円台を回復した達成感もあって軟調スタート。ユーロ圏財務相会合でギリシャへの金融支援協議が物別れに終わったことも重しになっている。
個別では、前日に高値を更新したファナック <6954> が弱含みで推移しているほか、ファーストリテイリング <9983> 、ソフトバンク <9984> なども軟調。15年2月期業績予想を下方修正したエスクロー・エージェント・ジャパン <6093> が下落し、15年12月期で赤字幅の拡大を見込んだセルシード <7776> もさえない。
半面、国内証券による強気のリポートが観測された大幸薬品 <4574> は買われている。スマホ向けゲーム会社の子会社化を発表したオールアバウト <2454> 、インドネシア国営企業とスーパーソルガム採用に向けた覚書を締結したと発表したSOL Holdings <6636> などは買い気配スタート。(編集担当:宮川子平)
17日の日経平均株価は前日比55円07銭安の1万7949円70銭で寄り付いた。
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2015-02-17 09:15