SOLHDは連日で高値更新、ププクとスーパーソルガム採用に向けた覚書を締結

 SOL Holdings <6636> は4日続伸し、連日で昨年来高値を更新。午前9時14分には72円高(14.54%高)の567円を付けた。16日、インドネシア国営企業のPT Pupuk(ププク)と自家発電用燃料をスーパーソルガムから製造するための事業を共同で進めていくためのMOU(覚書)を締結したと発表した。  ププクは東南アジア最大の肥料製造会社。多量のエネルギーが必要なため、自家発電および熱供給で自社工場の肥料製造に充てるエネルギーを賄っている。  SOLHDでは、ププクが行っている自家発電の原料の一部をスーパーソルガムから製造したバイオマス原料へ置き換えることを前提に、スーパーソルガムの栽培を開始し、栽培コストの検証、燃焼試験などを行う。  スーパーソルガムから製造する発電用燃料は高収量から石炭に比べて安価に販売できるうえ、採算性が見込める。ププクが消費する年間200万トン以上の石炭の一部を置き換えるだけでも大規模な事業になるという。(編集担当:宮川子平)
SOL Holdingsは4日続伸し、連日で昨年来高値を更新。
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2015-02-17 09:45