三菱UFJが後場反落、金利上昇を好感した買いは一服

 三菱UFJフィナンシャル・グループ <8306> が後場反落。前場は小幅高で推移する場面もあったが、後場に入ってマイナス圏に転落した。朝方につけた5.6円安(0.77%安)の723.4円に接近している。  きのう16日まで8連騰と過熱気味だったこともあり、一服感が強まったようだ。また、17日午後0時45分頃に発表された20年債入札が堅調な結果だったことで、利回りの低下(債券価格は上昇)も意識された。  足元では、1月末頃から長期金利の上昇が続いたことから、業績拡大が期待される銀行株に資金が流入。きのうは、東証1部の売買代金で1位が三菱UFJ、2位が三井住友フィナンシャルグループ <8316> 、4位がみずほフィナンシャルグループ <8411> と、メガバンクを中心に銀行株が大商いとなった。(編集担当:松浦直角)
三菱UFJフィナンシャル・グループが後場反落。
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2015-02-17 13:15