会社予想もコンセンサス予想も上昇した銘柄は=金山敏之

 3月期決算企業の第3四半期決算発表も先週でほぼ終わりとなりましたが、1月中に決算を発表した銘柄では、決算発表から一定期間が経過したことからアナリストの業績予想の見直しもある程度進んだとみられます。こうしたなか13日の投資のヒントでは、1月中に決算を発表した企業を対象に、会社予想を据え置いた銘柄の決算後のコンセンサス予想の変化を調べましたが、今回は会社予想が上方修正された銘柄の決算後のコンセンサス予想の変化をチェックしてみました。  そして前回同様に1月中に決算を発表したTOPIX500採用の3月期決算銘柄を対象に会社予想が上方修正された銘柄のなかから、決算後にコンセンサス予想も上昇し、そのコンセンサス予想が上方修正された会社予想を上回るものをピックアップしてみました。こうした銘柄では会社予想の上方修正で、会社予想とコンセンサス予想のかい離が決算発表前に比べ縮小する格好となっていますが、それでもH2Oリテイリング <8242> では、コンセンサス予想が会社予想を8%近く上回っています。(執筆者:金山敏之 マネックス証券シニア・マーケットアナリスト 編集担当:サーチナ・メディア事業部)
13日の投資のヒントでは、1月中に決算を発表した企業を対象に、会社予想を据え置いた銘柄の決算後のコンセンサス予想の変化を調べましたが、今回は会社予想が上方修正された銘柄の決算後のコンセンサス予想の変化をチェックしてみました。
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2015-02-17 17:00