チッカリンとコープケミが経営統合を正式発表
片倉チッカリン <4031> とコープケミカル <4003> は17日引け後、経営統合を発表した。コープケミの普通株式1株に対してチッカリンの普通株式0.275株を割り当てる。効力発生日は10月1日で、これに先立ちコープケミは9月28日に上場廃止となる見通し。統合後の社名は「片倉コープアグリ」。
両社は第三者割当増資も発表している。チッカリンは480万株の新株式を発行して丸紅 <8002> に割り当て、約13億円を調達。一方、コープケミは3325万株の新株式を発行し、全国農業協同組合連合会、農林中央金庫、共栄火災海上保険、みずほ銀行に割り当て、約35億円を調達する。
調達資金の使途について、チッカリンは大分駅南側土地の開発や老朽化設備の合理化費用などに充当し、コープケミは短期借入金などの返済に充てる予定。
17日は一部で合併が報じられ、両社株は午後2時12分から売買停止となっていた。(編集担当:宮川子平)
片倉チッカリンとコープケミカルは17日引け後、経営統合を発表した。
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2015-02-17 17:15