日本車の「衝突安全性」 実力の高さを証明=中国メディア

中国メディアの網易汽車は14日、米国道路安全保険協会(IIHS)が衝突安全性が高い自動車71車種を発表したことを伝え、うち半分以上が日本車だったと報じた。
記事は、衝突安全性が高いことを意味する「トップセーフティピック(Top Safety Pick:TSP)」の37車種中18車種が日本車だったと伝え、さらに衝突安全性が高い水準にある「TSP+」に選ばれた34車種中、日本車は23車種だったと伝えた。
続けて、IIHSの衝突安全性テストの項目はオフセット率25%および40%の前面衝突、側面衝突、ルーフ強度、鞭打ち試験の5項目だったと伝え、オフセット率25%の前面衝突テストで「Good(優)」または「Acceptable(良)」の評価を得たうえで、ほかの4項目のテストで「Good(優)」を得た車種にのみ「TSP+」の評価が与えられると紹介した。
「TSP+」の評価を得た日本車としては、IIHSによって「SMALL CARs」にカテゴライズされた、レクサスCT200hやマツダ・アクセラ、スバル・インプレッサおよびXV Crosstrek、トヨタ・プリウスなどがあると紹介。さらに、「MIDSIZE MODERATELY PRICED CARS」のカテゴリにおいてはマツダ・アテンザやトヨタ・カムリなど5車種の日本車が「TSP+」となったことを伝えた。
記事は、IIHSの衝突安全性テストで「TSP+」の評価を得た自動車は「いずれもすばらしい衝突安全性を有していた」と伝え、特にマツダ・アクセラの衝突安全性は非常に高かったと紹介。
続けて、IIHSの衝突安全性テストで衝突安全性が高い評価を得た71車種のうち、半数以上が日本車だったことを指摘し、中国で「日本車は安全性に劣る」との“デマ”を暗に批判したうえで「これでも日本車は安全性が低いのだろうか?」と論じた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
中国メディアの網易汽車は14日、米国道路安全保険協会(IIHS)が衝突安全性が高い自動車71車種を発表したことを伝え、うち半分以上が日本車だったと報じた。(イメージ写真提供:123RF)
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2015-02-18 11:15