最高益更新予想の12月期決算銘柄は=金山敏之

 昨日に決算を発表したブリヂストン <5108> の2014年12月期の業績は計画を上回って着地し、売上高が3%の増収、営業利益が9%の増益となり過去最高益を更新しました。円安で輸出採算が改善したうえ、天然ゴムなどタイヤ原材料の価格下落も寄与しました。そして続く2015年12月期も北米中心にタイヤ販売が伸びることや、原材料安効果から8%の営業増益を見込み前期に続いて最高益を更新する予想となっています。  そしてブリヂストンのように最高益更新を見込む12月期決算企業は少なくありません。そこで12月期決算企業の本決算もほぼ出揃ったことから、今回は最高益更新予想の12月期決算銘柄をピックアップしてみました。その多くがブリヂストン同様に前期に続いての最高益更新ですが、アルプス技研 <4641> は2008年12月期以来、中外製薬 <4519> では2009年12月期以来の最高益更新となっています。(執筆者:金山敏之 マネックス証券シニア・マーケットアナリスト 編集担当:サーチナ・メディア事業部)
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2015-02-18 17:45