大垣共立銀行の「最先端サービス」、中国のテレビで紹介・・・ネットでは比較する声も=中国版ツイッター

 経済発展に伴い、中国の都会でもいろいろな場所に銀行ATMを見かけるようになった。ただ、ニセ札が出る、キャッシュカードが飲み込まれるなどといった問題も頻発している模様。このたび、日本の銀行で運用されているハイテクATMが中国国内のテレビで紹介され、多くの中国ネットユーザーの注目を集めたようだ。  中国版ツイッター・微博(ウェイボー)で42万人を超えるフォロワーを持つユーザーが16日、中国国営テレビ局の中国中央テレビ(CCTV)のニュースが伝えた大垣共立銀行の最先端サービスを5つ紹介した。  紹介されたのは、手のひらをかざすだけで取引ができる静脈(生体)認証ATM、取引終了後にゲーム画面が登場し、当たるとご褒美がもらえるATM、10秒間の広告を見ると手数料が半額になるATM、ドライブスルーATM、移動銀行窓口車の5点だ。  このツイートを見た微博のユーザーからは「ATMでゲームしたり広告見たりしたら後ろに長蛇の列ができそう」、「カードの磁気が消える心配がない」、「日本は確かにスマート化に向かっている」、「日本の先進技術は多くが市民生活に使われている」、「日本の電子技術は確かに発展している」といったコメントが寄せられた。  また、中国のATMについて「穴があったら入りたい」、「早く指紋認証ATMを普及させるべき」とするユーザーもいた。中国のネットユーザーにとっては、ATMにかんするトラブルの発生を減らしてほしいというのが切実な願いか。ただ、「13億人でババ抜き」と揶揄されるほど出回っているニセ札の排除に努めなければいつまでたってもATMへの信用度は高まらなさそうだ。(編集担当:近間由保)(イメージ写真提供:123RF)
このたび、日本の銀行で運用されているハイテクATMが中国国内のテレビで紹介され、多くの中国ネットユーザーの注目を集めたようだ。(イメージ写真提供:123RF)
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2015-02-19 12:00