日経平均は71円高スタート、高値更新の勢い継続
20日の日経平均株価は前日比71円71銭高の1万8336円50銭で寄り付いた。きのう19日に15年ぶりに高値を更新した勢いを引き継ぎ、上昇でスタート。ドル・円がやや円安方向に戻していることや、春節(中国の旧正月)商戦の好調な出足が伝わったことなども支援材料となっている。一方、きのう時点で騰落レシオが138%に達するなど、高値警戒感も意識される。
個別では、通期の業績・配当予想を上方修正した本多通信工業 <6826> や、講談社と資本業務提携を行うデジタルガレージ <4819> が買い優勢。14年12月期は年間配当571円としたアサツー ディ・ケイ <9747> や、11.32%の自社株買いを発表した協立エアテック <5997> なども高い。
半面、中国不振で14年12月期が予想下ブレで着地したアップルインターナショナル <2788> や、大手証券が投資判断を引き下げた京セラ <6971> 、宇部興産 <4208> などが下落。スカイマーク <9204> の共同スポンサーへ名乗りを挙げたエイチ・アイ・エス <9603> も売られている。(編集担当:松浦直角)
20日の日経平均株価は前日比71円71銭高の1万8336円50銭で寄り付いた。
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2015-02-20 09:00