エフピコは続落、業績予想の下方修正で大幅な減益に

 エフピコ <7947> は5日続落し、寄り付き直後には330円安(4.87%安)の6450円を付けた。24日引け後に発表した14年3月期業績予想の下方修正が嫌気された。24日は、3月31日を基準日とした1対2の株式分割も発表したが、市場の反応は限定的。  売上高を1705億円から1605億円(前期比1.5%増)に減額。営業利益を155億2000万円から97億6000万円(同33.0%減)、純利益を91億2000万円から60億円(同32.2%減)に引き下げ、増益予想が一転して大幅な減益見通しになった。  原材料価格の上昇に加え、円安や電力料金の値上げなどによるコスト増が利益を圧迫。製品価格の改定が計画よりも遅れたほか、価格競争が続いていることも響いた。  期末配当は65円(年間129円)とする従来計画を据え置く方針。(編集担当:宮川子平)
エフピコは5日続落し、寄り付き直後には330円安(4.87%安)の6450円を付けた。
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2014-01-27 10:15