【今日のドル円】関心はギリシャから米金融政策へ、底堅さは維持か

 20日のドル/円は、ギリシャ情勢に振り回される格好となったが、最終的には119円台を回復してほぼ横ばいで取引を終えた。ギリシャ支援を巡る協議にひとまず合意が成立した事から、20日のNYダウが史上最高値を更新するなど市場のムードは好転しており、円が売られやすい環境が整いつつある。  ただし、明日に米連邦準備制度理事会(FRB)のイエレン議長による金融政策に関する議会証言を控えているとあって、ドルを買い進めにくい環境でもあろう。同議長は、金融政策に関して穏健的なハト派と見られているためだ。  いずれにしても、市場の関心はギリシャ情勢から米国金融政策に移る公算が大きい。本日のドル/円は、底堅さは維持すると見られるが、大きく上値を伸ばすには至らないだろう。(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)
20日のドル/円は、ギリシャ情勢に振り回される格好となったが、最終的には119円台を回復してほぼ横ばいで取引を終えた。ギリシャ支援を巡る協議にひとまず合意が成立した事から、20日のNYダウが史上最高値を更新するなど市場のムードは好転しており、円が売られやすい環境が整いつつある。
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2015-02-23 09:15