株価下落で金買いが活発化

　２４日、スポット金は続伸し、１，２６８．３ドルで引けた。世界的な株価下落で代替投資としての金買いが活発化した。しかしながら、今週の米連邦公開市場委員会（ＦＯＭＣ）会合では緩和策の縮小が決定されるとみられていることから、金相場の今後の見通しは依然として方向性が定まらないと市場は予想している。 　ＮＹ原油価格は３営業日ぶりに反落。やや下げて９６．６８ドルで終えた。世界第二位の石油消費国である中国の景気停滞や、新興国の経済成長ペースが鈍化し、燃料消費が減少するとの懸念が広がった。（情報提供：東岳証券株式会社）