【株式市場】アルゼンチン通貨急落など嫌い日経平均一時458円安だが材料株は活況高

  27日前場の東京株式市場は、日経平均が一時458円01銭安の1万4933円55銭まで急落し、取引時間中としては昨年11月15日以来の1万5000円割れ。   アルゼンチン通貨ペソの急落を受けて前週末のNY株が318ドル安の急落となり、円相場は強含み、トヨタ自動車 <7203> はじめ東証1部の売買代金上位30銘柄はすべて下落。ただ材料株には強い銘柄が少なくなく、スクウェア・エニックス・ホールディングス <9684> は人気ゲーム「ドラクエ」シリーズを初のスマートフォン向けとした「ドラクエモンスターズ スーパーライト」の配信開始を引き続き材料視しストップ高気配のまま売買できず。   共同展開のサイバーエージェント <4751> (東マ)も連日高値。三菱製紙 <3864> は新たなリチウムイオン電池向けセパレータ開発と伝えられ一時ストップ高。冷凍食品への農薬混入事件に見舞われたマルハニチロホールディングス <1334> は容疑者逮捕と業績見通しの発表によりひとまず不透明感が後退と反発。   東証1部の出来高概算は17億1200万株、売買代金は1兆4119億円。1部上場1779銘柄のうち、値上がり銘柄数は32銘柄、値下がり銘柄数は1735銘柄。業種別指数は全33業種が値下がりし、値下がり率の低い業種は、水産・農林、その他製品、建設、陸運、輸送用機器、など。一方、値下がり率の大きい業種は、保険、鉄鋼、その他金融、海運、不動産、証券・商品先物、など。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
27日前場の東京株式市場は、日経平均が一時458円01銭安の1万4933円55銭まで急落し、取引時間中としては昨年11月15日以来の1万5000円割れ。
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2014-01-27 12:15