【今日のドル円】FRB議長の証言注目、利上げ時期の思惑発言は
本日の市場の関心は米連邦準備制度理事会(FRB)のイエレン議長の議会証言に関心が集中している。1月の米連邦公開市場委員会(FOMC)声明では、景気判断について上方修正する一方、低インフレの長期化と国際情勢に対して懸念を示していた。また、イエレン議長は12月FOMC時点で、3月FOMCまで政策を動かさない意向を示していた。
FOMCの中ではハト派として知られるイエレン議長が、3月のFOMCを前に利上げに対して積極的な姿勢を見せるとは考えにくい。しかし、現在、懸念が広がっている低インフレの長期化懸念について、どの程度インフレ見通しが改善すれば利上げに踏み切るのかなど、利上げ時期についての思惑を呼ぶような発言があるかどうかが焦点となる。
目新しい示唆がなければ足元のレンジ相場の範囲内の動きに留まりそうだが、利上げ時期が2015年9月以降になる可能性を強く示した場合、118円を割り込む事も想定しておくべきだろう。一方、6月か、それ以前の利上げも可能であることを示すようなら、昨日高値119.350円を突破し、119円台後半まで上値を伸ばす可能性がある。(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)
本日の市場の関心は米連邦準備制度理事会(FRB)のイエレン議長の議会証言に関心が集中している。1月の米連邦公開市場委員会(FOMC)声明では、景気判断について上方修正する一方、低インフレの長期化と国際情勢に対して懸念を示していた。また、イエレン議長は12月FOMC時点で、3月FOMCまで政策を動かさない意向を示していた。
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2015-02-24 09:15