JPXは下げ幅縮小、業績予想の上方修正が株価の支えに
日本取引所グループ(JPX) <8697> は下げ幅を縮小した。27日正午に発表した14年3月期業績予想の上方修正が株価の支えになったようだ。
営業収益を1050億円から1115億円、営業利益を385億円から450億円、純利益を220億円から270億円に引き上げた。同社にとって売上高や営業利益の上方修正は3度目。また、連結配当性向40%程度を目標としており、期末配当も16円から24円に見直した。
最近の市況動向を踏まえ、1日平均の売買代金・取引高について、株券を2兆8000億円(従来予想比3500億円増)、長期国債先物取引を3万2000単位(同3000単位増)などに上方修正した。
株価は後場寄り直後に2円高の2672円とプラスに転じる場面があった。ただ、地合い悪化もあって上値は重く、買い一巡後は売り圧力が強まり、午後1時現在では、前場終値まで押し返されている。(編集担当:宮川子平)
日本取引所グループ(JPX)は下げ幅を縮小。後場寄り直後には2円高の2672円とプラスに転じる場面もあった。
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2014-01-27 13:00