日経平均は136円高と5日続伸し高値引け、終値で1万8600円台回復

 23日の日経平均株価は前日比136円56銭高の1万8603円48銭と5日続伸し、高値引け。終値で1万8600円台を回復し、2000年4月20日以来の高値を付けた。  序盤は売り買いが交錯し、日経平均は高寄り後に軟化したものの、先高期待に支えられて下値は限られた。ファーストリテイリング <9983> 、ファナック <6954> 、KDDI <9433> など寄与度の高い銘柄が物色され、日経平均はプラス圏へ再浮上。ドル・円が119円台を回復すると後場は上げ幅を拡大した。  個別では、外資系証券による投資判断の引き上げが観測された太平洋セメント <5233> が上昇。2月度で増収を確保したジーンズメイト <7448> も急騰した。国内証券による投資判断の引き上げが観測された東映 <9605> は昨年来高値を更新。インバウンド消費関連銘柄では、宝飾品のベリテ <9904> 、サダマツ <2736> などが買われた。  半面、国内証券による投資判断の引き下げが観測されたコムシスホールディングス <1721> や外資系証券による投資判断の引き下げが観測された四国電力 <9507> は下げがきつかった。公募増資などを発表した北越工業 <6364> も軟調。15年3月期利益予想を下方修正した菱電商事 <8084> もさえない。(編集担当:宮川子平)
23日の日経平均株価は前日比136円56銭高の1万8603円48銭と5日続伸し、高値引け。
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2015-02-24 15:00