日経平均は朝高後に軟化、円の強含みが重しに
25日の日経平均株価は前日比32円86銭高の1万8636円34銭で寄り付いたが、その後はマイナス圏へ沈んだ。米国株高を好感した買いが先行したものの、ドル・円が118円台後半とやや円高が進んだため、利益確定売りが優勢となった。ただ、TOPIXは底堅い。
業種別では、空運株、繊維株、小売株などが値下がり率上位。個別では、ファーストリテイリング <9983> 、京セラ <6971> 、KDDI <9433> など日経平均寄与度の高い銘柄が弱含みで推移している。前日急伸したジーンズメイト <7448> が下落した。15年3月期業績予想を下方修正したSANKYO <6417> も軟調。
半面、エボラ出血熱に対する「アビガン錠」の臨床試験で有効性が示唆されたと明らかにした富士フイルムホールディングス <4901> が堅調。株式分割を発表した参天製薬 <4536> や、株式分割と株主優待制度の実質拡充を発表したオリエンタルランド <4661> などは買い気配スタート。(編集担当:宮川子平)
25日の日経平均株価は前日比32円86銭高の1万8636円34銭で寄り付いたが、その後はマイナス圏へ沈んだ。
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2015-02-25 09:15