中国の自動車市場・・・現代自動車の「前途」は明るい=中国メディア

 中国メディアの捜狐は24日、韓国の現代自動車の中国における合弁企業である北京現代が2014年末に河北省および重慶市に新工場を建設すると発表したことについて、「すでに一定の成功を収めた製品戦略を継続できれば北京現代の未来は明るい」と論じる記事を掲載した。  記事は、韓国の自動車産業の始まりは中国より遅かったと伝え、現代自動車が自動車の製造を始めたのも中国より遅かったと紹介。さらに現代自動車は今では国際的な自動車メーカーになったと伝え、技術や品質、ブランドなどにおいて“世界一流のメーカー”とはまだ差があるとしながらも、14年には世界で800万台もの自動車を販売したと伝えた。  さらに、14年の現代自動車の販売台数の伸びは前年比5.8%となり、自動車メーカ大手のトヨタやフォルクスワーゲン、GM、フォードなどを上回ったと伝え、中国における生産能力における問題がなければさらに販売は伸びていたはずだと論じた。  続けて記事は、北京現代は中国市場においても一定の成功を収めたと言えると指摘したうえで、その成功を支えたのは「中国人の審美眼に合致するデザインと、突出した強みがなくとも、これといった欠点もないバランスの良さ」などにあると主張。一方で、北京現代が中国市場で直面している課題は生産能力の不足のほか、ミドルクラス以上の車種でブランド力が弱いことなどを挙げた。  一方で、北京現代が中国市場に投入したSUV「ix25」の販売が好調であり、2014年10月および11月の販売台数が6600台を超えたことを指摘し、「合弁メーカーのSUVとしては、すでに人気車種と言っても過言ではない」と伝えた。続けて、「ix25」の販売が好調であることは北京現代がドイツや日本などのメーカーに劣らないブランド力を構築したことを意味すると主張、すでに一定の成功を収めた製品戦略を継続できれば北京現代の中国市場における未来は明るいと論じた。(編集担当:村山健二)(写真は捜狐の24日付報道の画面キャプチャ)
中国メディアの捜狐は24日、「すでに一定の成功を収めた製品戦略を継続できれば北京現代の未来は明るい」と論じる記事を掲載した。(写真は捜狐の24日付報道の画面キャプチャ)
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2015-02-25 12:00