大倉工、13年12月期業績予想を下方修正、営業益2割減に

 大倉工業 <4221> は27日引け後、13年12月期業績予想の修正を発表。売上高を858億円から906億円(前期比5.5%増)に引き上げた一方で、営業利益を30億5000万円から20億円(同20.5%減)、純利益を23億円から16億円(同1.5%増)に下方修正した。  スマートフォンやタブレット端末向けの光学フィルムの販売好調などで売上高は計画を上回ったが、合成樹脂事業で、汎用品を中心に取り扱う子会社において、円安に伴う原材料価格上昇分の転嫁が遅れたこと、新規材料事業で利益率の高い製品が伸び悩んだことなどが響き、利益は計画に届かなかった。  27日終値は11円安の338円。(編集担当:宮川子平)
大倉工業は27日引け後、13年12月期業績予想の修正を発表した。
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2014-01-27 15:30