日経平均は18円安と6日ぶり反落、ソフトバンク急伸も支えきれず
25日の日経平均株価は前日比18円28銭安の1万8585円20銭と6営業日ぶりに反落して取引を終えた。
米株高が好感されて買いが先行したものの、円の上昇が重しになって利益確定売りが上値を圧迫。前場は先高期待もあって切り返しの動きをみせたが、ドル・円の上値が重いことから輸出関連株は弱含みで推移。日経平均寄与度の高いソフトバンク <9984> が商いを伴いながら急伸したものの支えきれなかった。大引け時点でソフトバンクのプラス寄与度は24円。
個別では、公募増資などを発表した東洋建設 <1890> が急落した。15年3月期業績予想を下方修正したSANKYO <6417> も軟調。前日に急伸したジーンズメイト <7448> や、連日ストップ高を演じた省電舎 <1711> などは利益確定売りが優勢となった。インバウンド消費関連銘柄では、JR東海 <9022> なども売りが先行した。
半面、株式分割を発表したオリエンタルランド <4661> は買いが先行。15年3月期の配当予想を上方修正した理想科学工業 <6413> も高い。国内証券による目標株価の引き上げが観測されたホシザキ電機 <6465> 、大規模な自社株買いを発表したC&Gシステムズ <6633> なども堅調。(編集担当:宮川子平)
25日の日経平均株価は前日比18円28銭安の1万8585円20銭と6営業日ぶりに反落して取引を終えた。
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2015-02-25 15:00