[ベトナム株]三菱商事、日清食品と提携で即席めん事業に参入

  三菱商事株式会社(東京都千代田区)はこのほど、日清食品ホールディングス株式会社(東京都新宿区)との間で、日清食品が即席めん事業を展開するシンガポール、インド、タイ、ベトナムのアジア4か国における現地法人の議決権割合の34%を取得することなどを含む戦略的アライアンスに関する契約締結に合意した。   今回の戦略提携により、日清食品は三菱商事への株式譲渡または割当増資を行い、三菱商事はシンガポール、インド、タイ、ベトナムの即席めん事業へ資本参加することになる。   「世界食」に育った即席めんの市場は成長を続けており、2012年には全世界で1000億食を突破。その牽引役がインド、タイ、ベトナムなどのアジアの新興国で、これら3か国では更なる需要の拡大が期待されている。   こうした中、日清食品は、既存商品よりも付加価値の高い商品の開発や広告宣伝、店頭での販売促進などのマーケティング施策、進出地域におけるブランドの統一といった取り組みを継続している。   今後は、日清食品の強みである開発・生産機能やグローバルブランド力を武器に三菱商事が経営参画することで、市場創出及びシェア拡大を目指す。また、日清食品がトップシェアを有するシンガポールにおいても、事業基盤の強化に取り組んでいく計画だ。(情報提供:VERAC)
三菱商事株式会社(東京都千代田区)はこのほど、日清食品ホールディングス株式会社(東京都新宿区)との間で、日清食品が即席めん事業を展開するシンガポール、インド、タイ、ベトナムのアジア4か国における現地法人の議決権割合の34%を取得することなどを含む戦略的アライアンスに関する契約締結に合意した。
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2015-02-25 17:30