【本日注目の通貨ペア】米ドル/円:引き続きFRB議長の議会証言には要警戒
ドル/円相場は20日移動平均線にサポートされる形での推移が続いている。昨日行われた米連邦準備制度理事会(FRB)のイエレン議長の上院議会証言によって米長期金利が低下すると、ドル/円は軟化。本日の東京市場では118.60円台まで下値を切り下げたが、やはりこの20日線前後では底堅い。
本日は米1月新築住宅販売件数およびイエレンFRB議長の下院での議会証言(それぞれ24時)が予定されている。足元の相場は個別の指標結果が相場の方向感を決定づけるムードにはなく、新築住宅販売で継続的なトレンドが出来るとは考えにくい。
ただ、議会証言には注意したい。本来、1日目と2日目の議会証言で違うことを言うことはないが、質疑応答の際のイエレン議長の反応によっては、利上げ時期についての新たなバイアスを生む可能性があるためだ。市場が利上げ時期後退を昨日以上に強く意識する場面があり、米長期金利が一段と低下すれば、20日線を割り込み、118.00円を試す流れになることもあり得るだろう。(執筆:外為どっとコム 編集担当:サーチナ・メディア事業部)
ドル/円相場は20日移動平均線にサポートされる形での推移が続いている。昨日行われた米連邦準備制度理事会(FRB)のイエレン議長の上院議会証言によって米長期金利が低下すると、ドル/円は軟化。本日の東京市場では118.60円台まで下値を切り下げたが、やはりこの20日線前後では底堅い。
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2015-02-25 18:30