大塚家具はストップ高買い気配、配当予想を大幅に引き上げ、委任状争奪戦も

 大塚家具 <8186> は300円ストップ高の1405円買い気配。25日引け後に発表した15年12月期の配当予想の上方修正や、中期経営計画などが好感された。  未定としていた15年12月期業績は売上高554億3000万円(前期比0.1%減)、営業利益1億1000万円(前期は4億円の赤字)、純利益9000万円(前期比81.0%減)を計画。期末一括配当は前期実績および従来予想の40円から80円に引き上げた。  中期経営計画では、17年12月期で売上高594億円、営業利益19億円、純利益14億円を目指す。従来の店舗運営・会員制ビジネスモデルを見直すという。  一方、創業者の大塚勝久会長が長女の久美子社長の解任を求める株主提案を提出。大塚会長が委任状争奪戦(プロキシ―ファイト)に向けて他の株主の説得を始める方針を表明したことも思惑買いを誘ったもよう。(編集担当:宮川子平)
大塚家具は300円ストップ高の1405円買い気配。
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2015-02-26 10:00