世界のテレビ市場、サムスンの「強さ」は健在=韓国華字メディア

 韓国メディアの朝鮮日報の中国語版は24日、韓国のサムスン電子から良い知らせと悪い知らせの両方が飛び込んできたとし、「サムスンが世界のテレビ市場で9年連続のシェア1位に輝いた」と伝える一方、売り上げベースで見た場合、スマホ(スマートフォン)市場の世界シェアは3年ぶりに10%台に低下したと報じた。  記事は、米国の市場調査会社Strategy Analyticsによる調査を引用し、2014年第3四半期におけるサムスンの売り上げベースのスマホ市場シェアは17.2%にとどまり、米アップルの48.9%の3分の1の水準にとどまったと紹介。  サムスンの売り上げベースのスマホ市場シェアが20%を下回ったのは2011年第4四半期の19%以来であり、14年9月にiPhone6を発売した米アップルが14年第4四半期で約半分のシェアを獲得したと紹介した。  さらに、年間の売り上げベースではサムスンのシェアは25.1%となり、アップルの37.6%を大きく下回り、2位にとどまったと指摘。サムスンのフラッグシップ機である「Galaxy S5」の販売が低迷していると指摘したほか、新興市場にはローエンド・ミドルエンドモデルのスマホを投入しているため、全体の売り上げは減少傾向にあると論じた。  一方で記事は、「良い知らせ」として世界のテレビ市場でサムスンが9年連続のシェア1位を獲得したと伝えた。さらに市場調査会社DisplaySearchの統計を引用し、14年の売り上げベースではサムスンのシェアは29.2%で過去最高に達したと紹介した。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:(C) fmua/123RF.COM)
韓国メディアの朝鮮日報の中国語版は24日、韓国のサムスン電子から良い知らせと悪い知らせの両方が飛び込んできたと報じた。(イメージ写真提供:(C) fmua/123RF.COM)
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2015-02-26 12:30