ユアテックは新エネ工事好調で今期の赤字半減の予想

■売上高、工事採算とも向上し営業・経常・純利益とも持ち直す   電力系設備工事などのユアテック <1934> は27日の大引け後、今3月期の連結業績予想を全体に増額修正して発表。売上高は従来予想を10%上回る1850億円の見込み(前期比では12.4%増加)とし、営業・経常・純利益とも赤字が大幅減少して、純損益はこれまでの52億円の赤字予想を23億円の赤字予想とした。再生可能エネルギー関連工事などが増加してきているため。   今3月期の連結営業損益は従来予想の54億円の赤字を28億円の赤字とした。再生可能エネルギー関連工事などの増加に加え、工事採算性が向上したことなどにより、各段階の利益とも前回予想の損失額が大幅に縮小する見込み。   本日の株価は全体相場の全面安を受けて続落となり、終値は2.9%安の334円(10円安)。ただ、1月22日にかけて今年の高値になる358円まで上げており、明日から切り返せばジリ高基調に変化はないといえる。信用倍率が1.4倍前後のため材料への反応は強いとされ、22日の高値を抜けば直近の下げ幅を回復してさらに同じ値幅の上昇に発展する「倍返し」波動が現れる可能性がある。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
電力系設備工事などのユアテック<1934>(東1)は27日の大引け後、今3月期の連結業績予想を全体に増額修正して発表。
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2014-01-27 17:15