[ベトナム株]クアンビン省~ラオス間に山脈横断トンネル建設へ
ラオス政府は、同国中部カムムアン県とベトナム北中部クアンビン省を結ぶトンネルの建設計画を明らかにした。アンナン(チュオンソン)山脈を横断する全長15kmの同トンネルは、ラオス国道12号線(別称:アジアハイウェイ131号線=AH131)建設案件の一環として展開されるもの。
ラオス公共事業交通省の責任者は、「AH131の最終区間の約15kmは険しい地形となっているため、トンネル建設が必要。両国間の交通状況の改善にもつながる」と述べた。同省は現在、日本と協力してこれに関する予備事業化調査(プレFS)を実施している。なお、AH131案件では、同県ターケーク郡からベトナム国境までを結ぶ全長147kmの道路を建設する。
アンナン山脈は、インドシナ半島東部をラオスからベトナムにかけて走る山脈。両国は同山脈によって遮断されており、貿易や交流などの障害となっている。同トンネルが完成すれば、両国、特にカムムアン県とクアンビン省との協力関係がより一層深まるものと期待されている。(情報提供:VERAC)
ラオス政府は、同国中部カムムアン県とベトナム北中部クアンビン省を結ぶトンネルの建設計画を明らかにした。アンナン(チュオンソン)山脈を横断する全長15kmの同トンネルは、ラオス国道12号線(別称:アジアハイウェイ131号線=AH131)建設案件の一環として展開されるもの。
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2015-02-26 17:30