中国経済が衰退する!?・・・「日本を見れば分かること」=中国メディア

中国メディアのBWCHINESEは27日、中国経済は約30年間にわたって高度成長を続けてきたとし、一部の分析では2030年に米国を超えて世界最大の経済大国になる可能性があると伝える一方、「これまでに蓄積してきた問題が今後一気に顕在化する可能性もある」と論じた。
記事は、「中国指導部」の発言として、中国経済は緩やかながらも安定した成長を続ける「新常態」の時代を迎えたと伝える一方、年7%でも世界最高水準の成長率であると主張。さらに、中国の消費が投資の規模を超え、第3次産業の規模が製造業の規模を超えるなど、経済構造に変化が起きていることを指摘した。
一方で、中国が過去30年間に高度成長を続けてきた「動力」では、今後も成長を続けることは出来ないとし、経済成長の鈍化とともに蓄積してきたリスクが爆発する可能性があると指摘。中国の経済規模は「世界第2位」をピークに長期にわたって衰退するだろうと主張した。
記事は、中国が今後衰退すると主張する根拠として、まず「人口ボーナスの喪失」を挙げ、人口が減少することによる弊害は日本を見れば分かると指摘。かつて高度成長を遂げた日本は人口が減少し始めてから国の競争力も低下しているとし、成長率も大幅に減少したと主張。
また、日本はこのままでは2050年前後に先進国ではなくなる恐れもあると指摘し、中国では長年実施してきた一人っ子政策によって人口が急激に減少し、働き手である生産年齢人口も減少すると指摘、「経済成長にとって極めて大きな試練となる」と論じた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:(C)Zhang YuanGeng/123RF.COM)
中国メディアのBWCHINESEは27日、中国経済は約30年間にわたって高度成長を続けてきたとし、一部の分析では2030年に米国を超えて世界最大の経済大国になる可能性があると伝える一方、「これまでに蓄積してきた問題が今後一気に顕在化する可能性もある」と論じた。(イメージ写真提供:(C)Zhang YuanGeng/123RF.COM)
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2015-02-27 18:15