日経平均は一時140円超高、1万8900円台回復の場面も
2日の日経平均株価は前週末比71円46銭高の1万8869円40銭で寄り付いた。1ドル=119円台後半と円安が進行したことから、輸出関連株を中心に買いが先行。先物にまとまった買いが観測され、上げ幅を一時140円超に拡大。1万9000円に接近する場面があった。
個別では、期末配当予想を発表したパナソニック <6752> が堅調。株式分割などを発表したサンマルクホールディングス <3395> も物色された。自己株式取得を発表した木村化工機 <6378> も買われている。15年1月期利益見通しを上方修正したモロゾフ <2217> も上げ基調。サイフューズへの出資が報じられた渋谷工業 <6340> が急伸したほか、CYBERDYNE <7779> もしっかり。
半面、海外市場での公募増資を発表した大成建設 <1801> は売りが先行した。15年10月期第1四半期で赤字幅が拡大した土屋ホールディングス <1840> も軟調。15年3月期業績予想を下方修正したNJK <9748> もさえない。(編集担当:宮川子平)
2日の日経平均株価は前週末比71円46銭高の1万8869円40銭で寄り付いた。
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2015-03-02 09:15