【今夜の注目材料】米PCEやISM結果次第でドル買い120円も

 東京市場のドル/円相場は朝方に日経平均の上昇を眺めて119.90円台まで上値を伸ばすも、120円には届かずにもみ合いとなっています。この後の展開について、予定されている経済イベントから考えてみましょう。  3/2(月)  17:30 (スイス) 2月PMI製造業  17:45※(伊) 2月PMI製造業  18:30※(英) 2月PMI製造業  19:00※(ユーロ圏) 2月消費者物価指数・速報  19:00 (ユーロ圏) 1月失業率  22:30 (米) 1月個人所得・支出  22:30※(米) 1月PCEデフレーター  24:00※(米) 2月ISM製造業景況指数  3/3(火)  09:30 (豪) 1月住宅建設許可件数  12:30※(豪) RBAキャッシュターゲット  ※は特に注目の材料  本日は経済イベントが豊富な一日となっています。米国のPCEデフレーターやISM製造業景況指数の発表のタイミングでは、ドル主導で動きが出る可能性があります。また、6日発表の米2月雇用統計に備えて、ISMについては構成要素の1つである雇用指数(前月:54.1)にも注目でしょう。予想以上の物価上昇やISMの好結果は、ドル買いに繋がるでしょう。その場合、再度120円突破を試す流れになることもあり得ます。  また、明日昼過ぎに発表される豪中銀(RBA)のキャッシュターゲットは、豪ドル相場にとっては一大イベントとなるでしょう。市場では政策金利の据え置きと0.25%利下げに意見が分かれています。どんな結果になっても、乱高下する可能性があるため要注意です。(執筆:外為どっとコム 編集担当:サーチナ・メディア事業部)
東京市場のドル/円相場は朝方に日経平均の上昇を眺めて119.90円台まで上値を伸ばすも、120円には届かずにもみ合いとなっています。この後の展開について、予定されている経済イベントから考えてみましょう。
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2015-03-02 17:30