中西製作所は5営業日続落だが、好買い場、第2四半期の増額に続き第3四半期に期待

 学校・病院・事業所・ファーストフードショップ・レストランなど業務用厨房機器の製造・販売を手がける、中西製作所 <5941> (東2)は、1月27日(月)61円安(-5.59%)の1031円と5営業日続落している。昨年11月14日に第2四半期業績を上方修正しており、第3四半期業績も順調に推移していると予想されることから、2月14日に発表が予定される今3月期第3四半期決算に期待が持てる。チャート的にも高値形成から13週移動平均線に接近し、値ごろ感が出つつあり、待ち伏せ買い妙味が膨らみそうだ。  2014年3月業績予想は、大型案件の受注が順調に推移。昨年9月の展示会(フードシステムソリューション2013)では、新製品として、低価格の小型SVロースターHOTMAX(過熱水蒸気調理機)を出展。「省エネ」や「食の安全・安心」に繋がる厨房機器・厨房システムの提案に注力し、売上高223億8000万円(前年同期比5.6%増)、営業利益15億1000万円(同3.8%増)、経常利益16億円(同2.2%増)、純利益8億6000万円(同8.2%増)と増収増益を見込んでいる。年間配当は期末一括10円を予想している。  株価は、昨年5月21日に高値949円と買われた後、800円を上限とした5ヶ月にわたるもみ合いを上放れ1月20日に昨年来の高値1180円と上昇。上げ一服となっているが、13週移動平均線に接近しており、値ごろ感が出ている。主要納入先である日本マクドナルドホールディングスは、13年度末100店舗、中長期的なターゲットとして全国500~600店舗の出店を予定しており、順調に受注が伸びると期待されている。今期予想PER7倍台・PBR0.76倍と割安感があり、見直し余地は広がる。月足では9カ月移動平均線がサポートする形で、01年6月高値1150円突破しており、下値を固めれば3段上げに向かう可能性が高く、押し目買い妙味が膨らもう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
学校・病院・事業所・ファーストフードショップ・レストランなど業務用厨房機器の製造・販売を手がける、中西製作所<5941>(東2)は、1月27日(月)61円安(-5.59%)の1031円と5営業日続落している。
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2014-01-28 09:30