京セラは連日の新高値、シャープのソーラー撤退報道が事実ならポジティブとの見方

 京セラ <6971> は反発し、連日で昨年来高値を更新。前場に143円高(2.36%高)の6139円を付けた。  3日付日本経済新聞はシャープ <6753> が太陽電池事業の撤退を視野に入れていると報道。ゴールドマン・サックス証券は3日付リポートで、報道が事実であれば京セラ <6971> のソーラー事業にポジティブと指摘した。ただちにソーラー事業の厳しい収益状況が改善する可能性は低いが、競争環境緩和や需給環境改善を市場が意識する可能性はあるとしている。ただ、国内シェア上昇だけで将来見通しがクリアになると楽観的になるのも危険とした。京セラの投資判断「中立」や目標株価5000円は据え置いている。  なお、シャープは朝方に報道に対して「決定した事実はない」とリリースした。(編集担当:宮川子平)
京セラは反発し、連日で昨年来高値を更新。前場に143円高(2.36%高)の6139円を付けた。
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2015-03-03 14:30