日機装が急伸、通期業績予想を下方修正も悪材料出尽くし

 日機装 <6376> が後場一段高。午後2時47分に45円高(4.45%高)の1057円まで買われた。2日引け後に発表した業績予想の下方修正を受けて朝方は994円まで売られたものの、その後は悪材料出尽くしが意識されたようだ。  15年3月期の業績予想は、売上高を従来予想の1350億円から1300億円(前期比7.0%増)、営業利益は同100億円から70億円(同25.7%減)へ下方修正。インダストリアル事業のLNG用ポンプで出荷の期ズレが生じたほか、国内透析装置の販売が期初計画を下回る見込みとなったことが主な要因。また、国内生産拠点再編や国内ポンプ事業の収益構造改革、一部事業の立ち上げなどに関する費用もかさんだ。(編集担当:松浦直角)
日機装が後場一段高。
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2015-03-03 14:45