西鉄は昨年来高値、15年3月期業績予想の上方修正を好感
西日本鉄道 <9031> は急反発し、2日の昨年来高値を上回った。午前10時14分には23円高(4.28%高)の560円を付けている。3日引け後、15年3月期第3四半期の決算を発表し、同時に通期業績予想を上方修正した。
通期の営業収益を3535億円から3606億円(前期比1.6%増)、営業利益を157億円から166億円(同18.4%減)に引き上げた。海外子会社の国際物流事業が為替変動の影響で計画を上回る。不動産分譲事業での粗利の増加や運輸業での動力費の減少なども織り込んでいる。
第3四半期の営業収益は前年同期比2.1%増の2613億5400万円、営業利益は同12.6%減の129億7400万円だった。運輸業や流通業は減収減益だったが、物流業はアジアを中心に取扱高が増加し増収増益を確保した。(編集担当:宮川子平)
西日本鉄道は急反発し、2日の昨年来高値を上回った。
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2015-03-04 10:15