エムティアイが急落、新株発行による希薄化を嫌気

 エムティーアイ <9438> が急落。午前9時6分に98円安(5.41%安)の1712円まで売られている。3日引け後に公募増資と株式売り出しなどを発表しており、株式価値の希薄化懸念が広がった。  公募増資による新株発行は250万株。オーバーアロットメントによる上限38万8600株の売り出しにくわえて、既存株主を売出人とする9万1000株の売り出しを実施する。発行済株式数は最大で10.7%増加する見込みで、約43億円の調達資金は設備投資費用や広告宣伝費用などに充当する。  また、24日付で1部ないし2部へ市場変更となることも発表した。市場変更に伴い、15年9月期の中間配当は従来予想の10円に記念配当2円を上乗せした12円とし、年間24円(前期実績17円)を見込む。(編集担当:松浦直角)
エムティーアイが急落。
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2015-03-04 11:00