綜合臨床HDは上げ幅縮小、中間期予想の増額で一時急伸も利益確定売りに押される

 綜合臨床ホールディングス <2399> は寄り付き直後に37円高(7.22%高)の549円と急反発して14年4月以来の高値を付けたが、その後は利益確定売りに上値を抑えられて上げ幅を縮小した。  3日引け後、15年1月中間期の業績予想を上方修正したことが好感された。売上高を30億8800万円から31億4700万円(前年同期比4.8%増)に引き上げ、営業利益は3億5600万円から4億6000万円(同1.5%増)と小幅ながら増益予想に転じた。  受託済み案件が順調に進んだほか、受注が前期に引き続いて好調だったことから原価率が下がり、販売管理費も抑えられた。今後の受託案件の進ちょく状況や終了のタイミングなどが業績に影響するとして、15年7月期(通期)業績予想は据え置いた。(編集担当:宮川子平)
綜合臨床ホールディングスは寄り付き直後に37円高(7.22%高)の549円と急反発。
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2015-03-04 11:45