カワニシHDが高寄り後にマイナス転換、中間期予想を上方修正
カワニシホールディングス <2689> が寄り付きで30円高の1163円まで買われたが、直後にマイナス転換。9時29分には57円安の1076円まで売られている。
同社は27日引け後に、今6月期の12月中間期予想を修正した。中間期の売上高は従来予想の470億800万円から479億5700万円(前年同期比3.3%増)に上積み。営業利益は5億9400万円から7億6400万円(同7.5%増)へと増益に転じ、純利益は3億900万円から3億7800万円(同19.6%減)に増額している。
主力の医療器材事業において、自動縫合器など手術関連消耗品や、大型放射線機器など大型設備機器の売上高が中国・四国エリアで拡大。合理化・効率化施策も奏功したという。
一方、4月の特定保健医療材料の償還価格の引き下げ、消費税率の引き上げの影響が一部不透明なため、通期計画は従来予想を据え置いたことで、失望売りが一部に出たもようだ。(編集担当:片岡利文)
カワニシホールディングスが寄り付きで30円高の1163円まで買われたが、直後にマイナス転換。9時29分には57円安の1076円まで売られている。
japan,company
2014-01-28 10:00