スカパーJ、海外向けコンテンツ配信強化で新会社設立、クールジャパン機構も出資

 スカパーJSATホールディングス <9412> は4日引け後、海外向け日本コンテンツ配信を強化するため、新会社「WAKUWAKU JAPAN」を5月1日付で設立すると発表した。また、新会社は7月1日付でスカパーJと海外需要開拓支援機構(クールジャパン機構)を割当先とした第三者割当増資を実施する。  総事業費は110億円で、出資比率はスカパーJが60%、クールジャパン機構が40%になる見込み。  スカパーJは昨年(14年)2月から日本のコンテンツを海外に配信する「WAKUWAKU JAPAN」を開局し、インドネシアやミャンマーで事業を展開してきた。2020年度までに世界約22カ国で展開することを目標としており、今後は人材ネットワークの確保、政府や国内企業などと連携強化により、早期の他国展開で収益の向上を図るとした。  スカパーJの4日終値は2円高の726円。(編集担当:宮川子平)
スカパーJSATホールディングスは4日引け後、海外向け日本コンテンツ配信を強化するため、新会社「WAKUWAKU JAPAN」を5月1日付で設立すると発表した。
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2015-03-04 21:00