【今日のドル円】米経済指標ラッシュ下押す要因も、戻りの弱さで下値が意識か

 昨日、ドル円は取引開始直後に101円台まで下落するも一時的となり、その後日足の一目均衡表の雲の上限(この日は102.745円)を突破して102.929円まで上伸した。しかし、103円ちょうどを前に失速。予想を下回る米12月新築住宅販売件数の発表もあり、引値は102.559円と雲の中に押し戻された。昨日の動きには戻りの弱さが見られた事から、本日は下値が意識されやすいと見る。  米国では米12月耐久財受注(22:30)を始め多数の経済指標の発表が予定されており、予想を下回る結果が相次ぐようだと、昨日に続きドル/円相場を下押す要因となろう。もしボリンジャーバンド2シグマ下限(本稿執筆時点では102.381円)を下抜けるようだと、前週末からの乱高下により近くのオーダーが軒並み成立したため、昨日安値(101.744円)までは思いのほか速く下げるかもしれない。  その他、前週末のドル/円急落の要因である新興国通貨の動向や、主要国株価にも注意したい。(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)
昨日、ドル円は取引開始直後に101円台まで下落するも一時的となり、その後日足の一目均衡表の雲の上限(この日は102.745円)を突破して102.929円まで上伸した。しかし、103円ちょうどを前に失速。予想を下回る米12月新築住宅販売件数の発表もあり、引値は102.559円と雲の中に押し戻された。昨日の動きには戻りの弱さが見られた事から、本日は下値が意識されやすいと見る。
gaitamedotcom,gaitame_todaydollars
2014-01-28 10:15