【今日のドル円】ユーロ相場の動向が波乱要因、乱高下する可能性も

 昨日のドル/円相場は小動きとなった。米2月ADP全国雇用者数は21.2万人と市場予想(21.9万人増)を下回ったものの悪くはない結果だったことで、6日発表の米2月雇用統計に対する過度な期待も失望もなく、落ち着いた推移となっている。  本日の米国の経済イベントは米週次新規失業保険申請件数が予定されているが、これをもって大きく動くことは考えにくい。基本的にはドル/円も119円台後半を中心にもみ合いを続けるものと見る。  ただ、本日の理事会をもって欧州中銀(ECB)が量的緩和をスタートさせる公算のため、それに伴う思惑も絡めてユーロが大きく動くことはあり得る。その場合、ユーロ/円、ユーロ/ドルの綱引きの中でドル/円も乱高下する可能性は否定できないため、注意が必要だ。(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)
昨日のドル/円相場は小動きとなった。米2月ADP全国雇用者数は21.2万人と市場予想(21.9万人増)を下回ったものの悪くはない結果だったことで、6日発表の米2月雇用統計に対する過度な期待も失望もなく、落ち着いた推移となっている。
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2015-03-05 09:00