積水ハウス、16年1月期も増収増益に増配を計画、自社株買いも発表

 積水ハウス <1928> は5日引け後、16年1月期の業績予想を開示した。売上高は1兆9300万円(前期比0.9%増)、営業利益は1530億円(同4.4%増)、純利益は930億円(同3.1%増)を見込み、配当は中間期・期末ともに27円の年間54円(前期は50円)を計画した。  住宅業界では、住宅取得資金贈与の非課税枠拡大やフラット35の金利優遇拡大など住宅需要を掘り起こす政府施策が打ち出されている。積水ハウスでは戸建住宅、賃貸住宅の請負事業における高付加価値住宅の拡販に努めるほか、グループ全体で住宅、住宅関連ビジネスの拡大、新規開拓を図る方針。  15年1月期の売上高は前期比6.0%増の1兆9127億2100万円、営業利益は同11.1%増の1465億9500万円、純利益は同13.1%増の902億2400万円で着地し、昨年(14年)11月時点で見込んだ計画をやや上回った。  5日は自己株式取得も発表した。取得株式総数は発行済株式総数の1.86%に相当する上限1300万株、取得価額総額は上限200億円。取得期間は3月6日-7月31日。  5日終値は2円安の1654円。(編集担当:宮川子平)
積水ハウス(1928)は5日引け後、16年1月期の業績予想を開示した。
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2015-03-05 21:00