GSユアサはアク抜け感から急反発、リコール問題で特損計上
ジーエス・ユアサ コーポレーション <6674> が急反発。午前9時39分に20円高(3.5%安)の569円まで買われている。
同社は27日引け後、今3月期第3四半期に特別損失を計上すると発表した。
連結子会社であるリチウムエナジー ジャパンが主要得意先のリコール問題で協議を重ねた結果、負担額や追加費用などで第3四半期に37億円程度の特別損失を計上する。リチウムエナジーは第1四半期に30億円の特別損失を計上しており、累計の特別損失は67億円程度となる。
GSユアサの業績への影響については、リチウムエナジーに対する持分比率51%に応じたものとなるが、直近の業績動向や財務施策を講じていることなどを踏まえ、同社では通期業績予想の修正の予定はないという。
リコール損失額がほぼ確定したことや、通期業績を据え置いたことで、GSユアサ株にはアク抜け感から買いが入ったとみられる。(編集担当:片岡利文)
ジーエス・ユアサ コーポレーションが急反発。
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2014-01-28 11:00