日経平均は63円高スタート、米国市場の反発や円安進行を好感
6日の日経平均株価は前日比63円01銭高の1万8814円85銭で寄り付いた。米国株式市場の反発やドル・円が120円台に乗せて推移していることを好感し、買い先行で取引をスタート。外国人投資家の積極的な先物買いや、年金基金などの日本株買入れが続いていることも支援材料として意識される。一方、今晩の米雇用統計を前にポジション調整も出やすく、後場は手控えムードが強まる可能性もある。
個別では、16年1月期は増収増益に増配を計画し、自社株買いも発表した積水ハウス <1928> や、12日付で東証1部へ昇格する日本BS放送 <9414> などが上昇。15年2月期業績予想を上方修正したダイユーエイト <2662> や、ファミリーマート <8028> との経営統合が報じられたユニーグループ・ホールディングス <8270> も買われている。
半面、上場後初の決算発表を前に業績予想を下方修正したgumi <3903> や、きのう復配や資金調達の発表で乱高下していたOak キャピタル <3113> が売り優勢。大手証券が投資判断を引き下げたミズノ <8022> や、独企業を271億円で買収したリクルートホールディングス <6098> も売られている。(編集担当:松浦直角)
6日の日経平均株価は前日比63円01銭高の1万8814円85銭で寄り付いた。
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2015-03-06 08:45