ヤマトHDが大幅反落、3Q営業減益報道を売り材料に

 ヤマトホールディングス <9064> が大幅反落。午前11時13分に64円安の1927円まで売られている。  同社の今3月期第3四半期営業利益が前年同期比で約3%減となる610億円程度にとどまったもようと、28日付日本経済新聞が報道。通期業績未達の可能性も指摘されたことが嫌気されている。  宅配便の取り扱い個数は前年同期比で2ケタ増が見込まれているものの、計画を上回ったことで品質管理費用や配送処理コストなどがかみ、さらにはクール宅急便の保冷不足問題による約10億円の対策費用も響いたという。  また、パートタイムなどの増員や、賃料の高騰などで人件費が増大したことも要因と見られている。  同社の今期の業績予想は、売上高が前期比4.9%増の1兆3450億円、営業利益は同7.2%増の710億円を計画している。(編集担当:片岡利文)
ヤマトホールディングスが大幅反落。午前11時13分に64円安の1927円まで売られている。
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2014-01-28 12:15