[ベトナム株]ホーチミン:メトロ1号線の土地収用問題が解決
ホーチミン市都市鉄道(メトロ)1号線(ベンタイン~スオイティエン間)建設案件の第2パッケージで、最後まで土地収用が遅れていた用地がようやく引き渡されることになった。東南部ビンズオン省ジーアン町人民委員会と用地を所有するビンファット貿易サービス有限会社が4日、合意した。
ビンズオン省人民委員会は2月13日に、ビンファット社の要求を一部認める形の解決策を決定419号/QD-UBNDとして出していた。ビンファット社のグエン・ティ・ルオン社長は、決定には満足できない点もあるが、メトロ案件の進展を遅らせないため、用地の引き渡しに応じることを受け入れたと表明した。
ただし、引き渡しに応じたのはメトロ案件の用地だけで、収用対象になっているハノイ高速道路拡張案件と東部バスターミナル建設案件の用地については適正な補償額の要求を続けるとした。
メトロ1号線の土地収用問題では、施工業者が投資主に対し引き渡しの遅延1日につき25億VND(約1410万円)の違約金を請求する可能性があると指摘されていたが、この危機は脱することができた。(情報提供:VERAC)
ホーチミン市都市鉄道(メトロ)1号線(ベンタイン~スオイティエン間)建設案件の第2パッケージで、最後まで土地収用が遅れていた用地がようやく引き渡されることになった。東南部ビンズオン省ジーアン町人民委員会と用地を所有するビンファット貿易サービス有限会社が4日、合意した。
economic
2015-03-06 17:45