【今夜の注目材料】米雇用統計結果、弱くともドル売りは限られるか

 東京市場のドル/円相場は朝に120.20円目前まで上昇するも頭を押さえられ、軟化。その後は120.00円を挟んでのもみ合いとなりました。この後の展開について、予定されている経済イベントから考えてみましょう。  3/7(金)  16:00※(独) 1月鉱工業生産  17:15 (スイス) 2月消費者物価指数  19:00 (ユーロ圏) 第4四半期GDP・改定値  22:30※(米) 2月雇用統計  22:30 (米) 1月貿易収支  ※は特に注目の材料  本日最も注目を集めているのは米雇用統計です。市場予想では失業率が5.6%、非農業部門雇用者数は23.5万人増となっています。また、他の項目(平均賃金、不完全雇用率、労働参加率)なども注目されています。  これらの結果を受けて、概ね良好と判断されればドル高、概ね弱いと判断されればドル売りが進むと考えられます。ただ、よほど悪い結果にならない限り、米国の利上げ観測に待ったが掛かることは考えにくく、ドル売りはある程度限られるものと見ています。(執筆:外為どっとコム 編集担当:サーチナ・メディア事業部)
東京市場のドル/円相場は朝に120.20円目前まで上昇するも頭を押さえられ、軟化。その後は120.00円を挟んでのもみ合いとなりました。この後の展開について、予定されている経済イベントから考えてみましょう。
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2015-03-06 17:45