【今日のドル円】米2月雇用統計の消化に動く、株価やFRBに注目

 6日のドル/円は、米2月雇用統計の結果を受けて一時約3カ月ぶりとなる121円台に上昇したが、長期金利の上昇を嫌気する形で米国株が大きく下落したため121円台をキープできずに取引を終えた。  本日もドルの底堅い展開は崩れないと見るが、株価動向には注意が必要だろう。6日の米国株の下落がアジア市場や欧州市場に連鎖的に広がれば、リスク回避的に円が買われる可能性があるためだ。  また、米2月雇用統計を受けて市場に6月利上げの可能性を織り込む動きが見られる中、米連邦準備制度理事会(FRB)が公表する労働市場情勢指数(LMCI 23:00)にも注目しておきたい。(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)
6日のドル/円は、米2月雇用統計の結果を受けて一時約3カ月ぶりとなる121円台に上昇したが、長期金利の上昇を嫌気する形で米国株が大きく下落したため121円台をキープできずに取引を終えた。
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2015-03-09 09:15