セキドの月足チャートは底放れから200円指向の展開、次期業績次第では250円も
セキド <9878> (東2)の月足チャートは、長い底値モミ合いを放れ上値を追う展開となっている。高級ブランド品販売事業に特化したことで業績が急向上にあり1株純資産も高いことから130円前後は好仕込み場といえる。
月足チャートは2009年秋頃から100円を挟んだモミ合いが続いていた。不採算だった家電販売店事業から撤退し高級バッグや高級時計などのファッション品販売事業に経営資源を集中させたことから上放れ昨年11月には164円と買われた。
ただ、この時は月足での上ヒゲ足となって、その後は調整の展開だが、それでも120円前後をボトムに下値を切上げる展開である。今後、2月期決算を手がかりに2007年7月以来となる200円台を目指すものとみられる。
とくに、事業環境の明るいことがある。アベノミクス効果による景気好転で高級品に対する需用が強い。また、東南アジア中心に外国人観光客からの同社店舗『銀座ラブラブ』に対する人気が抜群に高く、よく売れているようだ。国内ではネット販売もすこぶる好調という。
今後、自社ブランド品を強化し高級輸入ブランド品と共にアベノミクス成長戦略に乗って一気に業績を拡大させるべく取組んでいる。
今2月期は営業利益9300万円の見通しで3期ぶりに黒字転換、1株利益は10.6円の見通し。次期(2015年2月期)についても好調が予想され四季報では営業利益2億円とみている。
配当は赤字でも年1円を実施した。今2月期は1円配当継続見通しだが、次期には増配も期待されそうだ。1株純資産は257円でPBRは0.5倍程度にすぎない。次期の見通し次第では1株純資産並みの250円ていども期待できそうだが、先ず、久々の200円が見込める展開だろう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
セキド<9878>(東2)の月足チャートは、長い底値モミ合いを放れ上値を追う展開となっている。
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2014-01-28 14:15