[ベトナム株]住友不動産、ホーチミン一等地の開発案件から撤退
住友不動産株式会社(東京都新宿区)と英国ホンコン・ランド・ホールディングスの2社から成る企業連合体が、ホーチミン市内の一等地1区ドンコイ通り164番地で計画されていた複合商業施設建設案件から撤退することになった。ホーチミン市計画投資局からの通告を受け、同市人民委員会は3日、書面でこれに同意した。
同案件は、同市1区のグエンズー通り・ドンコイ通り・リートゥーチョン通りの表通り3本に面した約9800m2の区画に、商業施設、オフィス、ホテル、展示場などを併設する複合商業施設を開発するというもの。
同企業連合体は2013年7月、同案件の投資主として同市人民委員会から指名された。当時発表された情報によると、投資総額は7兆1680億VND(約404億円)、このうち3兆4120億VND(約192億円)が建設費で、残りは土地収用による補償などに充てられることになっていた。
なお、市内きっての一等地で展開される同案件については、世界の大手不動産会社など約70社が入札に参加していた。今回の企業連合体の撤退を受けて、同市人民委員会は新たな投資主を選定すべく、改めて入札を行う方針だ。(情報提供:VERAC)
住友不動産株式会社(東京都新宿区)と英国ホンコン・ランド・ホールディングスの2社から成る企業連合体が、ホーチミン市内の一等地1区ドンコイ通り164番地で計画されていた複合商業施設建設案件から撤退することになった。ホーチミン市計画投資局からの通告を受け、同市人民委員会は3日、書面でこれに同意した。
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2015-03-09 17:45